東京海上日動自動車保険の搭乗者傷害特約について詳しく解説していきたいと思います。

東京海上日動自動車保険にはトータルアシスト自動車保険とTAPの2種類ありますが、搭乗者傷害保険に加入できるのはTAPだけになります。

それもTAPで人身傷害保険をつけていない場合に限られています。

また搭乗者傷害保険には一時金払と日数払の2種類あります。

搭乗者傷害保険<一時金払>ではけがをした場合に一時金として傷害保険金(入通院給付金または治療給付金)を支払ってもらうことができ、入通院給付金の基準額として10万円または20万円を選択できるようになっています。

またこの特約では4日以内の入通院と5日以上の入通院で補償内容が異なってきますがここでは割愛させていただきます。

一方、搭乗者傷害保険<日数払>では入院保険金日額または通院保険金日額に、医師が治療を必要と認める治療日数を乗じた額を傷害保険金として支払ってもらうことができるようになっています。

どちらが優れているということもなく、人身傷害保険がつけられている場合はそちらが優先されるためそこまで重要なことではないと思います。

もしTAPに加入することになり人身傷害保険をつけるつもりがないなら加入を検討してみてください。

なくても問題はない補償ですが、もちろんつけていれば事故でけがをした際に手厚い補償を受けることができるようになります。

搭乗者傷害特約や人身傷害保険の一番のメリットは自分の保険から補償金が支払われるという点ですね。

なのでけがをしてから保険金が支払われるまでタイムラグが少なく、相手の保険金の支払いを気にせず治療を受けることができるようになります。

保険料に余裕のある方は是非つけておきましょう。

余談ですが、トータルアシスト自動車保険で搭乗者傷害特約がないのは基本補償の中に人身傷害保険が付いているからです。

先ほど言ったようにTAPでも人身傷害をつけていない人だけが搭乗者傷害保険をつけることができますからね。

間違えて覚えないようにしてくださいね。