等級

東京海上日動自動車保険で事故を起こしたら等級はどう変わるの?

東京海上日動自動車保険で事故を起こしたら等級はどう変わるのでしょうか。

東京海上日動に限った話ではありませんが、自動車保険に個人で契約する場合はノンフリート契約というものになります。

ノンフリート契約は契約者一人一人に等級というものを割りあて、その等級に応じて割引率を決定することになっています。

等級は1から20まであり1年間無事故で過ごすと1等級上がることになっており、20等級になると割引率が最大となります。

逆に事故を起こした場合はその事故の種類によって3等級、あるいは1等級ダウンすることになっています。

中には保険を利用しても等級に変化がないノーカウント事故というものもあります。

どの事故がどれに属しているかは下記のようになっています。

以前までは等級据え置き事故というものがあったのですが現在では1等級ダウン事故に代わっています。

簡単に説明すると車や人と接触した場合はほぼ間違いなく3等級ダウン事故となり、避けようのなかった自然発生的な事故や悪意ある第3者によるイタズラなどの場合には1等級ダウン事故となります。

もらい事故などで自分に全く過失がない場合で人身傷害保険だけを利用した場合はノーカウント事故となり、他にも特約だけを利用したりロードサービスだけを利用したりしてもノーカウント事故となります。

1度事故を起こしてしまうと等級が下がってしまうだけではなく事故あり係数というものが付いてしまい、同じ等級でも無事故の時と比べて2割近く割引率が下がってしまいます。

これが事故を起こした時に保険料がかなり値上がりしてしまう一つの要因となっています。

ですので普段から事故を起こさないように安全運転を心掛けるようにしましょう。

なお新規の契約では6等級からスタートですが、事故を起こして6等級以下になるとマイナス等級と呼ばれ保険を解約しても13カ月は継続されてしまうようになるため、特に等級の低いうちは安全運転を心掛けてくださいね。

東京海上日動自動車保険は当て逃げされても等級が下がる?

東京海上日動自動車保険は当て逃げされても等級が下がるのか気になっている方も多いと思います。

東京海上日動の自動車保険にはいくつかの種類がありますが、多くの方が加入することになるトータルアシスト自動車保険だと思います。

結論から言うと当て逃げされてトータルアシスト自動車保険の車両保険を利用して車を修理すると3等級ダウンすることになります。

一般的に自損事故と当て逃げで付く傷は区別することができません。

当て逃げだけ等級が変化しないとしてしまうと、自損事故に合った方が当て逃げされたと言ってくる可能性が高くなるからです。

そういった事態を防ぐために当て逃げでも普通の事故をと同じような対応をとっているのです。

東京海上日動のトータルアシスト自動車保険にある車両保険には一般車両保険とエコノミー型がありますが、当て逃げされた場合は一般車両保険でないと補償されないようになっています。

しかしトータルアシスト超保険というプランではエコノミー型に当て逃げでも補償の対象となる特約が用意されているようです。

トータルアシスト超保険は住宅に関する保険や生命保険などが一緒になった保険であるため、すでに他でこれらの保険に加入している場合は入りにくい保険となっています。

エコノミー型でも当て逃げが補償されるというのは非常にありがたい特約ですが、わざわざトータルアシスト超保険に加入してまでその特約をつけるよりは普通の保険に入って一般車両保険に加入した方が手っ取り早いかもしれませんね。

ですのでもともとトータルアシスト超保険に加入している方で車両保険をエコノミー型にしている方向きの特約だと言えるでしょう。

東京海上日動の保険に加入している方は参考にしてみてください。

東京海上日動自動車保険の等級による割引率と事故の影響

東京海上日動自動車保険の等級による割引率と事故の影響について詳しく解説していきたいと思います。

東京海上日動に限った話ではありませんが、自動車保険の等級は一部例外を除いて1~20等級までと決められており、それぞれで割引率が定められています。

その中でも6等級と7等級だけは年齢条件によって割引率が変わるようになっており、その理由は自動車保険に新規で加入すると必ず6等級化7等級からスタートすることになっているからです。

普通に新規加入すると6等級から、セカンドカー割引を利用すると7等級からスタートすることになります。

東京海上日動での等級制度は以下のようになっています。

この表を見ると7等級から8等級になる時に10%、19等級から20等級になる時に8%割引率が上がっていることがわかります。

それ以外はだいたい同じぐらいの割引率の上昇なので、この2つの等級がが保険料を抑えるポイントとなりそうですね。

ちなみにセカンドカー割引を使った時の割引率は以下のようになっています。

年齢条件が変わるだけで割引率がかなり変わっているのがわかります。

26歳以上補償になると最大の割引率になるので、できれば保険に加入する時は26歳以上の時にしたいですね。

 

事故を起こした時の等級の変化と保険料への影響

事故を起こし保険を利用すると等級は3段階下がってしまいます。

しかもただ下がるだけではなく事故あり係数というものが付いてしまうため、事故なしの時の10等級と事故ありの時の10等級では保険料が変わってきます。

上記の表を見ると事故なしの10等級の割引率は45%となっていますが、事故ありだと23%まで下がってしまっています。

これだけでも保険料が大幅に上がってしまうのがわかります。

ソニー損保の公式サイトで事故を起こした際の保険料への影響を調べることができるシミュレーターで13等級で事故した時の保険料の影響を調べてみました。

保険料が5万円となっているのは適当ですが、見てほしいのはその後の保険料の変化です。

6年間で約10万円も差が付いてしまっていますが、保険料が高ければもっと差がついたと思います。

このようにちょっとした事故をこして保険を利用してもその後の影響がとても大きなものになってしまうため、当たり前ですが極力事故を起こさないように安全運転を心掛けるようにしましょう。